日比谷公園で芝生に触れよう 「芝庭広場」オープン 19日から映画の野外上映も

2024-09-15 HaiPress

整備後の「芝庭広場」。芝生に自由に入ることができる(都建設局提供)

都立日比谷公園(東京都千代田区)の第二花壇周辺の再整備が終わり、「芝庭広場」としてオープンした。以前は立ち入りできなかったが、来園者が芝生に自由に入ったり、寝そべったりできるようになった。19~22日に映画の野外上映などのイベントを行う。

広場は約5600平方メートル。公園再整備の第1弾として昨年9月に着工し、花壇にあったバラを別の場所に移植した上で、段差や柵をなくした。車いすやベビーカーも安心して通れるように園路も広げた。

20日午後6時半から映画「SING/シング」を上映(無料)。期間中は大道芸やフルート演奏、キッチンカーの出店などがある。

同公園は、開園130周年の2033年までに9エリアに分けて段階的に整備する。本年度は11月に大噴水と小音楽堂周辺の整備に着工予定。「野音」の愛称で親しまれている大音楽堂の基本設計にも着手した。(奥野斐)


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